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科学万歳! クールな2014年12月の休館日

脳ががくがく、むつみです。

 

11/24(月)に、「ホンマでっか!?TV」でおなじみの澤口俊之さんが、当元気のもりにおこしになるはずでした。しかし、先生の急な体調不良のため中止になりました。

たのしみにしてくださっていた皆様には、本当にもうしわけないきもちでいっぱいです。私も残念です。

 

体調不良といえば、「不摂生?」とおもいませんか。しかし、先方からご連絡をいただいたとき、「そりゃしゃーないわ」とおもったことを、澤口氏の名誉のためにかきそえておきます。

また、澤口さんサイドから素晴らしい(というのもヘンですが、素晴らしかったのだからしょうがない)お詫びの文書をいただきました。ますますファンになってしまいます。先生、どうぞご自愛のうえ迅速なる回復を要請します(笑)

 

さて、澤口さんをおまねきするにあたり、公式サイトなんかをやっぱり拝見するわけです。

公式サイトに自著の評価コーナー(→ココクリックで別窓でひらく)があります。ごらんになったことはありますか。すごいよ。

 

たとえば、いろんなところで講演会のタイトルとなっている「やる気脳を育てる」(小学館)の自己評価は、つぎのとおり。

 

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★★★☆☆

「幼少期での脳育成」のエッセンスをお母さん方を想定して書いた著書。
読み易さを重視したため,学術的な体系性がさほどなく,また,事例証拠・エピソード証拠を交えているので,科学者としてはあまりお勧めできない(星1つほど)。

ただ,類書とは一線を画す科学性はそれなりに保持しているので,お母さん方や幼児教育関係者には意味をもつと思う。実際,読者の観点からは「良書」のようで,評判もいいので,星3つにした。

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星評価はともかく、「おすすめできない」ってかいちゃっています。なんとクールなんでしょうか。

なるほど、「科学者として」おすすめできないんですね。理由は「事例証拠・エピソード証拠を交えている」から。

おもしろいですよね。

通常、事例証拠やエピソード証拠こそが、読者や聴衆ののぞむところだとおもいます。しかし、科学者・澤口俊之にとってはそこは減点ポイントなのです。なぜだ。その理由をかんがえてみました。

 

STAP細胞の騒動のとき、こういう表がネットにでまわりました。

 

resource

 

この表をみると、科学的な見方、かんがえ方の一端がかいまみえますよね。

おおくの人の検証を何度もかさねるという慎重さ。「人はまちがう」ということを前提とした、なんてクレバーな態度なんでしょう。

「それ」そのものでない事例やエピソードというものは、あくまでたとえ話であって、どんなにうまくたとえても「それ」そのものではありません。そうですよね。

 

神田某のことを他人に説明するときに山田某さんににているというのは、近似値ではあっても真の値ではない、ということです。山田某さんを起点に神田某を想像すればするだけ、神田某の実像と乖離していくという可能性は誰にも否定できません。(たとえ話で恐縮ですw)

 

ようするに、「科学者として」は、<将来的に>ズレが大きくなる可能性がみこまれる方法は、なるだけ採用しないでおきましょうということです。

この視点のたかさと視野のひろさにもとづいた思考の柔軟性はすごいとおもいます。

 

「科学者」の目は、親(=僕)や子育て支援者(=僕)が、どんどん開発していい能力だと思います。

子どもはまちがうし、大人(=僕)だってまちがう。それが当然なのだ。

この冷酷な事実の認識が、正解したり達成したりしたとき、その<奇跡さ>におどろき、おごそかに感謝のきもちをいだく源泉になるのではないかと思うのです。

科学者って謙虚ですよね。

 

ああ、やっぱり、ぜひ澤口さんの話を実際にききたかったなあ。

 

余談ですが、公式サイト内の自著評のなかには、ほかにも素敵なコメントがたくさんあります。

最後にいくつかあげておきましょう。どうぞ。

 

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タイトルは意味不明だし,内容も玉石混合だが,「科学の基本」だけは外してないはず。『週間ポスト』と『婦人公論』に好意的な書評も載ったし,寝転がって読むには適当だと思う。」

 

「某女性週刊誌に連載していたコラム記事の一部をまとめた著書。その由来上,雑多で読み易いワリには内容的にはきちんとしていて,科学性は意外に高い。」

 

「読売新聞の書評でも絶賛され,その他の多くの新聞や雑誌でも好意的に取り上げられてきた好著。著者の学問的専門と興味(「前頭連合野と自我」)が端的に表れている。」

 

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うーん、クール(笑)

 

いいわすれそうになっていましがた、さむいさむい2014年12月の休館日はコチラ。

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12月

2(火)、17(火)、31(水)

なお、1月は3日(火)から開館します。